素敵で愛しい呪い

とても素敵な素敵なカードが届いて。あれっ結婚式の招待状かなずいぶん大きいけどって思うくらいのつくり。開けて、いけちらかしてるタキツバおふたりの写真にこれが解散して退所して引退するひとたちかしら？って疑問に思ってしまうくらい。解散するのにこんなキメキメ衣装着る？って変におちょくったりしたくなるのは滝沢秀明の『悲しい時だからこそスマイル！』精神が染みついてるせいだきっと。でもきっと『タッキー&翼』というユニットをジャニーズっぽく色濃く出すために選んだ衣装なのかもしれないな。ひとりじゃ誰かと同じ雰囲気はだせないからね。見覚えのある味のある字にさえあぁ好きだなと感じるのだから恋は盲目だ。

このお手紙が終わりを告げるものとは思えなくて(思いたくもないし)そうだクリスマスカードって事にしておこうと自分の中で勝手にいい感じに決めつけた。

QRコードを読み取って動画をみて、タッキーと翼くんがふたりで並んで話している姿に涙。渋いお顔してカンペ読み読みのおふたりが、わざと神妙な面持ちつくってやってんのかな？って思ったり。タッキーはわざとカンペ読み読みして早口でぺらぺら話して表情読まれないようにごまかしてるのかなって思ったり。翼くんが涙を堪えているようにみえて、いつも以上にくりくりのおめめが翳りを帯びて溢れちゃいそうにみえて、タッキーはこんな翼くんをひたすらに守ろうとしてたのかなと思ったり。前を向いてる人はそんな顔しないよって思ったり。翼くんそんな声でどうしたのって思ったり。君たち何年もアイドルやってきたんだからもっと取り繕えるでしょって思ったけれど普段器用なおふたりが時々出す不器用感が満載でタキツバらしいな。取り繕わないことが彼らなりのなにかなのかもしれないな…とか泣いてるのに案外冷静に色々思った。

解散という事実はすっごく悲しいし嫌なんだけれど、並んで動いているおふたりを久々に観れてなんだか安心した。解散するけれど、”なかったこと”にされるのではない、というかあの発表だけじゃなくてきちんとご挨拶をくれる丁寧さはおふたりらしくて、もう一度一緒に揃った姿がみたいという声に応えてくれてたんだろうなとかその気持ちでタキツバは存在しているという事実は消えないというか…うーんうまく説明できないな、いつも以上に意味不明になってしまった。

『滝沢秀明(タッキー&翼)』の表記に最後までタッキーはタッキー&翼の滝沢秀明であって、タキツバのないソロは成立しない、タキツバありきのタッキーなのねって思ったら、翼くんのこと好きなのはわかるけど愛がやっぱり重すぎるよって笑ってしまった。

解散が受け入れられなくても時間は止まらないし、受け入れてないからって時間が止まってるわけじゃないけれど、解散しても待ってるって思っているわたしの今の気持ちは前を向いていないって事になるのかなぁ。タッキーはひたすらに前を向いて前を向いてって繰り返しているけれど今のわたしは気がついたら暗闇で方向感覚を失ってしまっていて正直どっちが前なのかすらもうわからない。

でも『さようなら』とは言われていないので、またいつか会えると信じてわたしはこっちが前かな？的な感じで笑ったり泣いたりガャーガャーとうるさくしながら待っていたい。いや待ってる。一度知ってしまったらもうないなんて耐えられないくらい素敵なおふたりだからね。寂しくて悲しくて苦しくても諦めるなんてできない、待つこと以外できない呪いにかかったんだと思う。こんなに寂しくて悲しくてでも素敵で愛しい呪いってある？

ありがとうっていつも思っているけれど、待っているからありがとうとは言わないよ！(頑固)

タッキー&翼だいすけだよ〜(…｀д´)人(´∀｀‥)♡