たちあがれ!きみがいるまで何度も

タッキー&翼がだいすきで"最大の味方"な滝担が故に甘く優しくちょろいおたく

女子高生というあの無敵な時間

板谷由夏さんが好きなので『SUNNY 強い気持ち・強い愛』をみてきました!相変わらずまとまらないし説明力皆無だけど書いておきたい。

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あらすじ
かつて青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ 「サニー」のメンバー6人は、約22年の時を経て それぞれ問題を抱える大人になっていた。何不自由ない生活を送っていた専業主婦の奈美は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香と再会するが、彼女は末期ガンに冒されていた…。 「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」。 芹香の願いを叶えるため、奈美が動き出す。裕子、心、梅、そして奈々…、 かつての仲間は無事、芹香の前に再集結できるのか? 夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の 二つの時代が交差して紡がれる物語は、ラスト、強い気持ちと強い愛によって、 予想もしていなかった感動を巻き起こす!!

 

わたしはこの世代より下なのでテレビや雑誌で見ていたコギャルの世界って感じのギャルだったけれど、みていてギャルかわいいから楽しかったし、大人になった彼女たちのこうグサッと突き刺さる重い苦しい部分とかもわかる…!となり、面白かったし若干うるっときたり。あんなに仲良く毎日会っていたのに、卒業すると何年も会わなくなるし連絡先もわからなくなる人も沢山いる。でも会った瞬間、またあの時代の雰囲気で話せるってあるある。

「あの頃、なんであんなに楽しかったんだろう、なんであんなに笑えていたんだろう。」というセリフが出てきますが、本当にそうだったなぁ。何も考えてなかったとか、おじさんに「大人を舐めんな」って言われた後に「なめてまーす」って数人で笑いながら大きい声で言い返しちゃうところとか、あのころの『無敵』な感じは時代は違うけれどあったなぁと思ったり。

90年代の音楽が沢山使われていて、安室ちゃんにくうぅ…!と思ったけれどジュディマリ大好きだったからそちらでうるうるとなった。(もちろん映画後はジュディマリ聴きながら帰った)安室ちゃん引退のタイミングに合わせてくるとは!と思っていましたが、監督のインタビューに安室ちゃんが40歳になった時にリメークするのがいいと思って計算して寝かせていたと書いてあり、寝かしていて正解。大根監督すごい。

高校生時代の女優さんたちと大人になった時代の女優さんたちが雰囲気が似てたり面影ある感じの配役にしてあって驚きを通り越して感動した!板谷由夏さんの高校生時代が山本舞香ちゃんだったりするのもわかるし、ほかの方たちもわかるわかるってなる感じがとてもリアルな感じ。画像を見てほしい。というかまず女優さんたちみんな豪華、綺麗だし可愛いし眼福。

 

小学生の頃わたしの夢は女子高生になることで、芹香役の山本舞香ちゃんみたいなキレイ系なかっこいいギャルになりたいって憧れてたなぁと思い出しました。頭足りない子だから夢もひどかったwwでもYUKIちゃんも大好きだったから捨て難いな〜平日はコギャルで渋谷に遊びに行って休日は原宿系かな?とか思ってたな。。自分が女子高生になった時にはもうコギャルはいなかったけれど、ギャルは存在していたのでギャル→Zipperなど原宿系→男ウケ…と変化していった頭からっぽな女子高生時代だったけれど今振り返ると黒歴史でもその時代にしかできないことを謳歌してたな。やっておいてよかったと今は思える。そして女子高生時代のわたしからみたら今のわたしはアラサー未婚BBAかもだけど、これも結構たのしいよと伝えたい。

 

90年代の当時は、社会(大人)が暗かったからこそ、若い女の子たちが自分たちの文化をつくって大人をなめたりしながら強く、明るくあったことがよかったんじゃないかなと思う。
わたしが通勤途中で見かける女子高生たちは髪の毛も真っ黒なボーボーだし、ノーメイク、リュックにパンパンに教科書詰めたダサい感じの女子高生ばかりだけれど(進学校だからなのかな?)、勉強していい大学行くのも大切かもだけど、女子高生というブランドであり無敵の時間は3年間しかないんだから今しかできないことをバカみたいにやるのもいいんじゃない?とおばちゃんは思うよと伝えたい。